3/12、親がマルチ会員の方(=マルチ2世)を対象に『オンライン語ろう会』第1回を開催しました。
参加者
今回は初回ということもあり、運営メンバー含め合計10名の参加でした。
マルチ2世当事者はうち4名でした。
まだ認知度が低いため、運営メンバーが少し多い形となりましたが、今後発信を続け、人数が増えるよう取り組んでいきます。
参加者のお話
注意事項や進め方を一通り案内し、順に自己紹介や悩みなどを話していきました。
どんな様子だったかを簡単に記載します。
参加者Aさん
参加者Aさんはお母さまがマルチにハマられたものの、お父さまはモラハラだったそうです。父のことを思うと仕方ない、母をかばう気持ちがあったとのことを話されていました。
参加者Bさん
参加者Bさんは、マルチ2世をテーマに卒業論文を執筆されたとのことでした。それを公開することについて会員であるお母さまに伝えようと思うがどのように伝えるのが良いか迷っている、と話されていました。
参加者Cさん(ライオ)
私は運営者の立場ですがいちマルチ2世当事者でもあるので、直近の状況をお伝えしました。
母とは一定の距離を取り続けて折り合いをつけているものの、姉は絶縁状態のままです。毎年家族で集まる際に母がいる会といない会を分けて開催していることもあり、このままで良いのか、がんばって解決しようとすると色々と親族に負担をかけることになるため、心の底でモヤモヤしる、といったことをお話ししました。
定期的にLINEなどで連絡が来る中にも、ちょこちょこマルチに関する話が入っています。マルチに関する話のときは無視しているものの、何とも言えない気持ちになります。
参加者Dさん
発言が難しかったのか、耳だけの参加でした。
運営してみて
質問はせず順番に想いを話すだけという自助会のような形式を取りました。
一定ワークしたのかなと思っています。
今回私は運営者兼当事者だったのでどちらの立場に回るかが少々難しかったです。
また、私は過去インタビューをよく実施してきたので、質問などをしてもっと話を聞いてみたくなる衝動が出たり、出た話に応答してしまいそうになったので、改めてそこは抑えなければと思いました。
また、第三者立場からご参加いただいた方もいたので、どうするかもう少し考える必要があると思いました。(今回の参加者の方は受け入れてくださりましたが、どうしても発言を求めると一定話されることになりますので、発言は控えてもらうなどの検討含め)
一方で、他の参加者の話を聞くことで自分に置き換えて考えることができる個々人が話し、他の人の話を聞いてまた考えることが重要だと思いました。
まずは新たなチャレンジの一歩目として、引き続き継続していきます。
HPのトップに今後のスケジュールを記載していますので、随時ご参加ください。
【マルチ2世向け】オンライン語ろう会を開催しました次回案内
次回は
3/26 22:00-23:00
『配偶者または恋人がマルチ会員の方』向けです。
参加申し込みはこちらからお願いします。
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